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  コーヒーと書籍

Vol.2  大いなる眠り / レイモンド・チャンドラー

  コーヒーと相性の良い書籍が存在する。という前提(あるいは、テーゼ)に基づき、 世の数多の中から推奨する書籍を紹介しようというこのコーナーには、そもそも無理が ある。本質的にはコーヒーとは関係なく、その時々で読みたいものを読めば よいのだから。だが、それを言っても始まらないし、限りある人生の中で優良な書に 出逢う確立が高くなる、お手伝いが出来るのであれば、このコーナーの意義もあるというものだ。

The Big Sleep   前置きが長くなったが、第2回目の今回紹介するのは、ハードボイルド小説である。 やっぱりというか、ステレオタイプというか。それでも不可避なジャンルといえる。 そして、ハードボイルドといえば、主人公フィリップ・マーロウが活躍する レイモンド・チャンドラーによる一連の小説をはずすこともできないだろう。
  チャンドラーは私立探偵のマーロウを長身のタフガイとして設定しているが、 また同時にコーヒーを淹れるのが上手い魅力的な男性としている。
  コーヒーには「スマートに美味しく淹れる」という裏には、"知的さ"が、 「凍えた体に差し伸べる暖かいコーヒー」には、"優しさ"が内包しており、 無糖のコーヒーを乱暴に飲む仕草には、苦味のある仕事を遂行し続けることが できるタフガイな男としての存在を引立たせることができる。  ハードボイルドの主人公が飲むドリンクとしては(酒を除けば)最高の飲み物といえる。 何故か、コーヒーがオレンジジュースやバナナダイキリでは駄目なのだ。
  チャンドラーは、1939年に処女長編「THE BIG SLEEP(邦題「大いなる眠り」)を発表。 私立探偵フィリップ・マーロウを登場させている。新感覚の語法、非常な人間描写、 会話の妙味を楽しめる良作。富豪の老いた将軍からの「ゆすりの処理」という依頼を、 確実にタフに行動していく姿勢が読んで心地よい。
  ちなみに「タフでなければ生きていられない。やさしくなければ生きている資格がない」で 有名な作品は「プレイバック」。亡くなる前年(1958年)の作品。

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